ゆずをいただく季節になりました。

ゆずをいただく季節になりました。

ゆずは、細切りスライサーで黄色の部分だけ細切りにしたり、ピーラーで剥いたり、すりおろして冷凍にしておきます。
どちらにするかはその時々のフィーリングですが、こうしておくと、酢の物などに少し混ぜたりしてゆずの風味を付けるのに便利です。

果汁は皮を剥いたあとの実は果汁を取っておきます。果汁はポン酢にしたりしているのですが、悪くなるのも速いので、冷凍するか、急いであれこれ使います。
皮を剥いたあとのゆずは、ワタやスジが苦いので、結構な栄養素が含まれていると聞いてはいるものの、料理には使わないのですが、タネの周りはペクチンが豊富で、ホワイトリカーに漬けておいて、保湿用の化粧水にしています。

ゆずがあると、本当に便利で、例えば長芋ときゅうりのあえものに入れてみても、こんな感じで、ちょっとした彩になり、風味も加わりますし、飾り切りにして載せることもできます。

黄色く熟してしまう前の青いゆずが入手出来るなら、柚子胡椒にするのがオススメです。
柚子胡椒には青唐辛子が必要で、店主の住んでいる地域だと青いゆずと青唐辛子の収穫時期が少しズレることがあるので、青い唐辛子が手に入ったら、とりあえず先にタネを取って冷凍しておきます。
青唐辛子は、強烈な辛味を持っており、下手に切ったりしようものなら、涙も咳も止まらないということにならないようメガネ、マスク、ゴム手袋等でしっかりガードして調理してくださいね。
時々ひどい目に遭うのですが……。

ゆず胡椒を作る様になってから、胡椒というのが、そもそも九州の方では唐辛子のことを言い、料理で塩、胡椒という風にいう、あの胡椒は、「洋胡椒」という風に区別されることを知って、なるほどと納得しました。
居酒屋こあきで自作の柚子胡椒は人気メニューの一つであり、九州出身のお客様が、どうしても作り置きを譲って!と買っていかれたのを思い出します。

こあきの柚子胡椒は、青いゆずをフープロにかけて荒目に刻んだものと青唐辛子を、だいたいゆず1.5に対して、唐辛子1の割合で合わせています。
レシピはまたnoteにでもアップしますね。

そういえば、鬼ゆずも手に入りました。こちらについては、またの機会にまとめます。