カフェ赤丸店

野草茶に挑戦

2025-05-20 更新

去年の秋ごろから、野草のお茶をあれこれ試してみようと思っていたので、少しづつためしてみています。
昔から、野草茶が体にいいという話はよく耳にしますが、効き目はさておき、美味しいの?と、そこが気になっていて、乾燥や、お茶としてのいれ方まで、試行錯誤しています。

色と香の安定感が出ると聞いたので、今のところどれも一旦蒸してしてみることにしました。
ひょっとすると、カフェメニューに登場する日がくるかも?

スギナ
ツクシが成長したらスギナになります。ツクシが出ると春になったなという風にちょっとうれしくなるのですが、地下茎で増えていくので、スギナになって青々としはじめると、途端に、なかなにくたらしい庭の雑草になります。
そんな感じで、いそいそと刈ったスギナを刈るわけですが、やはり口に入れるものということで、知人の里山で排気ガスや農薬の心配のないものを刈り取って、洗って蒸して乾燥させました。
まだ念入りに煮出したり、どのくらいの量が一番美味しく飲めるのか、深掘りはしていませんが、意外と香りもよくいい感じで楽しめそうです。


野生の桑の新しい葉っぱです。去年、栽培されている桑は乾燥前から桑の香がして、野生の桑は雑草っぽい匂いでした。
新しい葉っぱはどうかな?と思っていましたが、やはり野生は草っぽい匂いです。
しかし、蒸して乾燥したら、桑の香がちゃんとします。なかなか不思議なものですね。

ドクダミ
お茶にするといいと昔から聞くドクダミですが、独特の匂いがあります。
ドクダミはまさに、先に熱を加えると、ある程度匂いが飛ぶということで、半分はそのまま干しますが、半分はちょっと蒸してみています。
そのまま干したものは、本当にドクダミの匂いがそのままで、これはなかなか強烈です。
蒸したものも、お茶にした時にクセの強さが緩和されるのか、それとも頼りなくなってしまうのかは、これからのお楽しみ。

これらの野草に加えて、今、ヨモギ、クロモジ、カモミールも順次乾燥中。
柿の葉と、熊笹も今がお茶にしてみるなら、今が収穫のタイミングとのこと、まだしばらくは、いろんな野草を干してお茶にしてみる日々が続きそうです。