青梅の処理方法

青梅の季節です。今年は方々で不作ということで、久しぶりに梅を探して買い求めることになりました。

とあるお客様から教わった梅シロップの作り方が、やってみたことのない方法だったので、今年はそれを試してみて、どんな仕上がりになるか楽しみにしています。
いつも、初めてのレシピを試すときは、一旦、その通りにしてみてから、アレンジについて考えてみることにしています。

梅シロップや梅干しを作るときに、追熟のために少し置いておくのですが、個体差なのか、早く熟したり、痛み始めそうな具合の梅の実があって、それを梅ジャムの材料にします。
青梅をそのままジャムに使うと、どうしてもエグ味が残りますが、手でむにっと潰せるぐらいに完熟させて使うことで、フルーティーな香りの黄色のジャムに仕上がります。

最近、青梅の処理として、洗って軸を取ったら一旦冷凍するというのを方々から教わります。一度冷凍すると、細胞が壊れるせいでしょうか、仕上がりが早いとのこと。
いい方法だなと思い、こちらも早速試してみたところ、いい感じのはやさで水分があがってきます。
しかし、これだと追熟の時に加減を見て梅ジャムにする分を取り分けるという、いつものパターンが使えなくなるのでは?と思ったのですが、いつものパターンで作っているものと見比べながら、加減を見ていきます。
そういえば、梅を使ったクラフトコーラ的なもののレシピも教えてもらって作ってみています。こちらもそろそろ仕上がるはず。

今年の梅シロップや梅ジャムは仕上がり次第、順次ご提供していきますので、お楽しみに。