ランチメニューに追加

ランチメニューに少し手を入れています。
ビリヤニ関連と、丸の内での居酒屋営業の頃のメニューに改良を加えての復活です。
ビリヤニは一度に作れる量に限界があるので、ずっと1日10食限定にしてきましたが、仕込みの量を調整して、ビリヤニメニューも少し強化することにしました。

オムビリヤニランチ登場

元祖ビリヤニロールに続く、ビリヤニを頬張りたいシリーズ。
ビリヤニを食べているうちに、これをオムライスにしたいというのは、ある意味わかりやすく浮かび上がる欲望ではないでしょうか。
店主も、ある日ふと思いついたので、さっと玉子を焼いて、やってみました。ビリヤニオムライス。
案の定、美味しいです。
ケチャップとカレーをあいがけにしているので、両方の味でお楽しみください。

ランチのご飯をビリヤニに変更できます

お客様のご要望が多かったのですが、ビリヤニは作る量に限界がある限定メニューです。
仕込める量の問題で、なかなか実現できませんでした。
あと、ご飯をビリヤニに変えるときの、一食分の量も決めかねていたのですが、テイクアウトのビリヤニハーフの量をそのままお出しすることでどうだろうということで、仕込みの量を調整しております。
最初はちょっと多いのでは?とも思いましたが、みなさんさらっと完食していかれるので、ハーフの量でお出ししております。

ポークコンフィを定食に加えました

牛タンバーグに続く、お肉がメインの定食メニューです。
脂身の少ないポークの部位を、ハーブに着けてから、じっくりとラードで火を通して、まさに「お肉を食べている!」という感じで仕上げました。
コンフィは丸の内で居酒屋営業をしていた頃も、人気メニューのひとつだったので、時々、リクエストをいただいていました。
どんな扱いにしたものか考えていたのですが、何度かオードブルに入れてみたり、あれこれ試作をしていく中で、これはランチのメインに加えても良いのでは?というレシピになったので、再登場となりました。
あれこれ野菜の副菜を沢山作っていますが、店主としては、お肉も大好きです。ただ、肉は好きだけど、脂身は苦手で、かといってパサパサなのも嫌で……。
居酒屋時代の人気メニューだった豚バラのコンフィは、実は脂身が苦手なあまり、作っておきながら、自分では好んでは食べられなかったのですが、今回コンフィに使っているのは脂身の少ない部位です。
これをラードでコンフィすることで、ジューシーさが保たれつつ、お肉自体には脂身がないので、脂身が苦手な人も肉を噛む感じが楽しめます。

カレーをリニューアルします。

いわゆるスパイスカレーを作っていると、お肉は手に入りやすさもあって、チキンカレーになりがちだし、イミズスタンではマトンも美味しくてため息が出るわけですが、先日、ひょんなことから豚肉のとある部位が手に入りました。
さっそく、どんな感じのお肉なのか試そうと、煮てみたところ、脂も思いの外少なく、しつこさがないし、なにより柔らかいのです。
かなり使い勝手良い豚肉だということで、いろいろな使い方を考えたのですが、問屋さんに確認したところ、安定して入手できそうということなので、これはもう、付け合わせや追加の小皿ではなくて、メインのメニューに持ってこようということで、カレーのリニューアルに踏み切りました。

赤丸でこあきを再開して以来、カレーはスパイスカレーなのですが、これはやはりビリヤニのレシピを伝授してもらったアルバラカからのイミズスタンな影響。
ハラルなので、豚肉は使いません。
しかし、店主がこれまで食べ慣れてきたカレーといえば、おうちの味。豚か牛か鶏……。
インド、パキスタン系のカレーを食べ慣れてくると、ポークカレーを食べたときの豚の感じは、和カレーの味の記憶の重要な部分になっている気がします。
カレーを食べた満足感をどこに求めるのか。
今回手に入れた豚肉を煮て、軽くスパイスを合わせてみたところ、慣れ親しんできた、なんとなく安心感のある味になりました。このまま、安心感と満足感がつながる辺りの美味しさを探ってみようと、そんな風にカレーのイメージが膨らんでいきます。

この、しつこくない柔らかい豚肉を、こあきのスパイスカレーに仕立てていくとすれば、口に入れてスパイスの鮮烈さを感じているところに、ポークの風味が後追いしてくるのがわかる様にしよう。
そして、ナンやロティではなく、スパイスを楽しむ、ご飯のカレーというのは、どんな風だろうかと、そんな調整を経て、こあきらしい味のポークカレーに辿り着きました。

誰でも安心して食べられるものを、お店としては出していきたい……。というのもありますし、店主は実は辛いのがなかなか苦手で、辛いカレーには苦労する方です。
これまでのカレーも、少しだけ辛目のつもりでしたが、意外と辛過ぎて食べられないというお客様もおられたので、辛さはあくまでも優しく、とにかく最後まで、食材のいろいろな香りや味の交錯が楽しめる、優しい辛さのポークカレーに仕立てています。
スパイスカレーはちょっと辛いイメージがあって手を出せないでいたという皆さんはもちろん、スパイス好きな皆さんにも、辛さだけでないスパイスの面白さを楽しんでいただける仕上がりになっています。
ぜひ、ご賞味ください。