夏といえば、どんどん採れる夏野菜の消費方法です。
実は、調理して長く保たせるための定番として、「火を通して冷凍する」という方法をよく使っています。
こあきの定番の付け合わせの「ゴーヤの佃煮」も、沢山あるゴーヤの種とワタを取ってから、茹でてから絞ったものを冷凍保存して、都度佃煮に仕立てています。
ゴーヤの佃煮レシピ
1. ゴーヤの種とワタを取って2、3ミリに切る
2. 沸騰したお湯に入れて火を止め2 0分おいてからギュッと絞る
3. フライパンにごま油をひいてゴーヤを軽く炒めて醤油、砂糖、酢を入れる
4. 煮詰まってきたらジャコ、鰹節、鷹の爪、胡麻を入れて汁気がなくなったら出来上がり。
材料としては、大きめのゴーヤ1本なら、種子とワタを取ったらだいたい150g弱が取れるので、これに対してジャコ80グラム、鰹節50グラム、いりごま50グラム、鷹の爪輪切りを5個くらいといったところでしょうか。
調味料は、醤油60g、砂糖60g、酢36g。割合として1:1:0.6という風に考えていただけると良いと思います。
味が足りないと思ったら、割合を崩さない様に意識して調味料を加減してみてください。
干しエビを入れたり、辛いのが好きな人は鷹の爪を増やしたりと、材料は好みでもう少し追加しても美味しいです。
ナスも切って揚げてから冷凍にして、色々なものに仕立てます。揚げたナスの使い方で最近気に入っているナスのモージュは少し手間がかかりますが、間違いない美味しさのスパイシーな料理です。
実は最近、きゅうりにも火を通して保存する方法を考えて、頻繁に利用しています。
これまでも、きゅうちゃん漬けを作ったりはしていたんですが、店主はそもそも、火を通したきゅうりが嫌いで、きゅうりの使い方として許していいものかと思っていましたが、その考えはもう捨てました。
きゅうりの皮を剥いて、種もとってしまいます。
これを軽く下茹でします。沸騰したら即ザルにとるくらいの感じで良いと思います。こうして、瓜科特有の青臭さを取り除いてから、きゅうりがくたくたになるまで煮て、ダシと調味料を入れて保存しておきます。
この方法で火を通したきゅうりは、副菜として最近定番になっている、きゅうりのあんかけに使っています。
あんかけのレシピはnoteにアップしているので、ぜひご覧ください。
koaki note:夏野菜大量消費きゅうり.1
きゅうりの独特の青臭さが抑えられて、食感も楽しいですし、沢山食べられます。
冷えた状態で食べる場合は、動物性の脂では折角の口当たりが損なわれてしまうので、ツナを和えることが多いです。
夏野菜の大量消費、方法はいろいろありますが、無理に料理して食べきれず、悪くなってしまっては元も子もありません。使いやすい形で保存しておけば、もう一品おかずが欲しい時にとても便利です。お試しください。