カフェ赤丸店

イチジクのコンポート

2025-09-09 更新

猛暑は続いていますが、夏の終わりから秋に向けて旬のイチジクが出周り始めています。
早速入手したのですが、まだ若いものも多かったのでコンポートにしてゆっくり使おうと思います。
完熟のものなら、果物好きなのであれよあれよと食べてしまいがちですが、未熟なものは加工して味わってしまおうと思います。

イチジクといえば、昔は、蓬莱柿という甘味が強く、ねっとりしていて多少あくもある美味しい品種をいただく事が多かったのですが、残念ながら最近は殆ど見かけません。
熟すと同時に割れ始めて、あまり日持ちもしないので、一般的に好まれなくなっているようです。

最近は桝井ドーフィンや、皮が白くそのまま調理出来るコナドリアといった品種をスーパーでよく見かけます。イチジクを見かけたら、品種にも注目してみてください。

イチジクのコンポート、お酒やワインなどを入れるレシピもありますが、イチジクの優しい風味を活かすのが好きで、こあきではお酒を入れません。
イチジクの皮を丁寧に薄く剥いて、イチジクの量の4割ほどの砂糖で煮込みます。
皮は丁寧に剥かないと、煮る時にそこからイチジクが割れてしまうので、面倒ですが慎重にいきます。
あ、イチジクの白い液はタンパク質消化酵素が入っていて手が痒くなるので、気になる人は手袋をはめて作業してくださいね。
剥いた皮は普段、レモンと一緒に出汁バックに入れて色付けに使うのですが、今回はまだ完熟しておらず、あまり色付きが良くなかったので、先日作ったプラムジャムを少しだけ加えました。

ちょっと味見をして気付いたのですが、未熟なことと少し水気が多かったこともあって、やや頼りない感じがしましたが
ここに、先日入手した富山県産非加熱「真夏なので少し糖度がたりなかったハチミツ」(暑い中ハチさんありがとう…)を投入してみたところ、いい感じの相乗効果を発揮して、イチジクの風味をふわっとハチミツの風味がカバーする仕上がりになりました。このあたりも、お酒を使わないレシピならではの発展性だと思うことにしています。

いちじくのコンポートは、この時期のみの限定カフェメニューとして提供中。
甘さ控えめで、爽やかなイチジクの風味をお楽しみください。