3月28日から4月1日までの人手間ランチ

人手間ランチメインはマグロカツです。
苦手な方は申し出て下さいませ。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

3月21日から3月25日までの人手間ランチ

人手間ランチメインはチキンソテーレモンバターソースです。
苦手な方は申し出て下さいませ。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

3月14日から3月18日までの人手間ランチ

人手間ランチメインはしょうが焼チキンです。
苦手な方は申し出て下さいませ。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

春になったので、ふきのとう。

まだ肌寒いですが、三月に入ってもう雪が積もることはないだろうなと思うと、なんとなくふきのとうが食べたくなります。
子供の頃はこんな風には思わなかったんですが、いつの間にか、春になってほろ苦いものが欲しくなる感じが、自分の中で自然になってきました。
ふきのとうがなにより最初に出るので、

天ぷらにして、塩でシンプルに食べるのも美味しいんですが、手に入ったふきのとうが嬉しくて、茹でてしまってから、そういえば焼くレシピもあったなと思い出しました。
焼き加減をどうしていたかは、次にふきのとうが手に入ったときに、焼きながら思い出すことにします。

食べ方としてはとても単純で、綺麗に洗って塩茹でして、オリーブオイルとハーブソルトであえるだけ。
noteで公開しているので、ぜひご覧ください。
シンプルなので、アレンジもいろいろできるかと思います。

https://note.com/koaki/n/n4e7eba60c755

オリーブオイルを多めにすると、舌に届く苦味が緩和されます。
これは、天ぷらのときにも言えることですが、油の働きで食べやすくなるということはある様です。
どうしても苦味が強くて食べにくい場合は、少し砂糖を加えると、苦味が相殺される効果があります。
茹でてオリーブオイルに漬けておけば、冷凍保存もできるので、ぜひお試しください。

こあきのスイーツについて

ランチタイムがメインのこあきですが、食後にカフェタイムのスイーツを楽しんでいただく機会も増えています。
スイーツについて、聞かれることもあるので、ちょっと紹介します。

セミフレッド

セミフレッドは、イタリア語で「セミ(semi)=半分」「フレッド(freddo)=冷たい」という意味のお菓子で、半分凍った状態の冷たいスイーツです。
以前、イラストレーターのハヤカワサオリさんの個展を開催した時に、コラボスイーツとして作ったもののひとつです。
ソフトクリームがあるので、冷たいお菓子はいらないかなと思っていたのですが、個展のためのコラボスイーツを考えていた時に、セミフレッドの口当たりや華やかな感じがイメージにぴったりで、会期中、たいへん好評をいただいたので、カフェタイムのレギュラーメニューとして、今も作り続けています。
似た様なお菓子に、カッサータという凍ったチーズケーキの様なお菓子がありますが、こちらは必ずリコッタチーズを使うなど材料の縛りが多いのですが、セミフレッドの方は比較的材料の縛りに余裕があり、こあきでも、クリームチーズ、ヨーグルト、生クリームを合わせ、その時々のフルーツやナッツを加えています。

サンデーいろいろ

店主はソフトクリームが大好きで、品質検査のために少し食べるのが楽しみだったりしますが、ソフトクリームといえば、いろんなものをトッピングしたサンデーも出そうと考えて、あれこれ合わせるものを探していました。
こあきのおとなのサンデーシリーズは、まさに偶然手に入った食材や、なにかおいしくなる組み合わせは……。という品質検査の繰り返しの中で生まれてきたものです。
マサラサンデーの発想は、単純に、甘いソフトクリームとスパイスを合わせたら……。というのがきっかけでしたが、これはチャイを飲んでいる時に、このまま合わせてみても美味しいでしょ。と思ったからでした。そのままでも美味しかったのですが、少しソースっぽい粘り気が欲しいなと思って甘酒と合わせてみました。
こちらの甘酒も、スパイス抜きでそのままかけてみたところ、甘酒の甘味はソフトクリームの甘味とはまた違っていて、二種類の甘みと香りが口の中で広がる楽しい仕上がりになってなっています。
そのほかのジンジャーや梅のソースは自家製のものを利用しています。
材料の関係で、少量しか作れないものもあるので、あまり告知はしていませんが、いろんなタイミングで限定シロップやソースを出しているので、見かけたらぜひお試しください。

今も、なにか美味しいサンデーにならないかと、あれこれ考えています。

乾燥の季節

こあきの厨房には今、小さな食品乾燥機があって、年末からいろんなものを乾燥させています。
そもそも、食品を乾燥させてみようというのは、あれこれお茶を試してみたり、スイーツの材料にドライフルーツを使えないかなど、考えていたので、いけそうなものはとりあえず乾燥させてみています。

桑の葉っぱ
ちゃんと栽培されていたものと、雑木として生えていたものでは、結構な違いが出ました。
栽培されている桑は結構しっかりしていて、乾燥させたあとも良い香りがします。
一方、雑木の桑はカサカサとなんとなく普通のなんでもない草の匂いでした。
煎じてみたところ、栽培されていた桑は緑色が薄く、雑木の桑は茶色に近い色が出ました。香りも差が出るかと思っていたら、思いの外両方よい香りがします。
雑木の桑の方も、これはこれで野生みのある味わいで、なかなか意外な感じでした。

ゆず
ゆずは毎年いろいろな使い方をしますが、乾燥して、そのまま食べても美味しく仕上がります。
お湯をそそぐだけでも風味が楽しめます。ゆず茶などで楽しめるのでは?などと考えています。

りんご
地元で栽培されている無農薬のリンゴをいただいたので、傷ものを細かく切って干してみました。こちらも優しい味の中にリンゴの風味がしっかりと伝わってきて、食べ始めるとやめられない素朴なおいしさです。

パイナップル、オレンジ、キウイはそれぞれ期待通りの出来具合で、風味がしっかりと凝縮され、オレンジなどはドライフルーツなのになんだか見た目も華やかです。
ただ、色々試してみた中で、鬼ゆずがすんなりとはいかなくて、柑橘の皮の独特の苦味が勝ってしまいます。
この苦味が好きな人にはちょっとした刺激として楽しいかもしれませんが、マーマレードにした方が、優しい感じで楽しめるかなと思いながら、このままでは悔しいので、ピールを作るための乾燥具合もいろいろ工夫しています。

乾燥させてみたところ、ワッフルなど、焼き菓子系のカフェメニューに添えたりするものとしては、ドライフルーツの方が、クリームよりもワッフルの味もお茶の味も引き立つのでは?と思ったりしています。
元々、焼き菓子にはジャムやマーマレードを添えていたのですが、これにドライフルーツが加わることで、また少し感じられる風味が深くなりました。

メインのメニューとして登場する様なものにたどり着くには、まだまだクリアすることがありそうですが、美味しい模索は確実に始まっています。
ひとまず、カフェメニューのスイーツや、新しいお茶。副菜のどこかに「ひょっとしてこれは……」というものを見かける日がくるかもしれません。どうかお楽しみに。

ゆずをいただく季節になりました。

ゆずをいただく季節になりました。

ゆずは、細切りスライサーで黄色の部分だけ細切りにしたり、ピーラーで剥いたり、すりおろして冷凍にしておきます。
どちらにするかはその時々のフィーリングですが、こうしておくと、酢の物などに少し混ぜたりしてゆずの風味を付けるのに便利です。

果汁は皮を剥いたあとの実は果汁を取っておきます。果汁はポン酢にしたりしているのですが、悪くなるのも速いので、冷凍するか、急いであれこれ使います。
皮を剥いたあとのゆずは、ワタやスジが苦いので、結構な栄養素が含まれていると聞いてはいるものの、料理には使わないのですが、タネの周りはペクチンが豊富で、ホワイトリカーに漬けておいて、保湿用の化粧水にしています。

ゆずがあると、本当に便利で、例えば長芋ときゅうりのあえものに入れてみても、こんな感じで、ちょっとした彩になり、風味も加わりますし、飾り切りにして載せることもできます。

黄色く熟してしまう前の青いゆずが入手出来るなら、柚子胡椒にするのがオススメです。
柚子胡椒には青唐辛子が必要で、店主の住んでいる地域だと青いゆずと青唐辛子の収穫時期が少しズレることがあるので、青い唐辛子が手に入ったら、とりあえず先にタネを取って冷凍しておきます。
青唐辛子は、強烈な辛味を持っており、下手に切ったりしようものなら、涙も咳も止まらないということにならないようメガネ、マスク、ゴム手袋等でしっかりガードして調理してくださいね。
時々ひどい目に遭うのですが……。

ゆず胡椒を作る様になってから、胡椒というのが、そもそも九州の方では唐辛子のことを言い、料理で塩、胡椒という風にいう、あの胡椒は、「洋胡椒」という風に区別されることを知って、なるほどと納得しました。
居酒屋こあきで自作の柚子胡椒は人気メニューの一つであり、九州出身のお客様が、どうしても作り置きを譲って!と買っていかれたのを思い出します。

こあきの柚子胡椒は、青いゆずをフープロにかけて荒目に刻んだものと青唐辛子を、だいたいゆず1.5に対して、唐辛子1の割合で合わせています。
レシピはまたnoteにでもアップしますね。

そういえば、鬼ゆずも手に入りました。こちらについては、またの機会にまとめます。

【お知らせ】年末オードブル予約受付開始

12月31日のオードブルを承ります。
オードブルは限定10個。
こあきでの受け渡し時間は、31日13時〜16時となります。
お値段は10,800円です。

写真は昨年のオードブルです。

材料の都合により、内容は変更になりますのでご了承ください。
大晦日の賑やかな食卓の真ん中に、こあきのオードブルをどうぞ。

ふくおか産業フェスティバルに参加します。

11月3日に行われる、ふくおか産業フェスティバルに参加します。
お久しぶりのエビのビリヤニ、牛タンのプラオ、定番のチキンビリヤニ!
これに、最近ランチのメインとしてデビューした、ポークコンフィを添えます。

お店で普段出していないメニューと新しいメインのコラボ。フェスでしか楽しめない味をどうぞ。

令和6年11月3日(祝・日) 10:00〜15:00
ふくおか総合文化センター(Uホール)・高岡市役所福岡支所前
〒939-0132 富山県高岡市福岡町大滝44
Googleマップ https://maps.app.goo.gl/357mqoaogy7sr4pu8
能越自動車道高岡ICから車で15分
あいの風とやま鉄道福岡駅から徒歩10分

お問い合わせ 福岡町観光協会0766-64-1227(ウエルカム福岡)

ランチメニューに追加

ランチメニューに少し手を入れています。
ビリヤニ関連と、丸の内での居酒屋営業の頃のメニューに改良を加えての復活です。
ビリヤニは一度に作れる量に限界があるので、ずっと1日10食限定にしてきましたが、仕込みの量を調整して、ビリヤニメニューも少し強化することにしました。

オムビリヤニランチ登場

元祖ビリヤニロールに続く、ビリヤニを頬張りたいシリーズ。
ビリヤニを食べているうちに、これをオムライスにしたいというのは、ある意味わかりやすく浮かび上がる欲望ではないでしょうか。
店主も、ある日ふと思いついたので、さっと玉子を焼いて、やってみました。ビリヤニオムライス。
案の定、美味しいです。
ケチャップとカレーをあいがけにしているので、両方の味でお楽しみください。

ランチのご飯をビリヤニに変更できます

お客様のご要望が多かったのですが、ビリヤニは作る量に限界がある限定メニューです。
仕込める量の問題で、なかなか実現できませんでした。
あと、ご飯をビリヤニに変えるときの、一食分の量も決めかねていたのですが、テイクアウトのビリヤニハーフの量をそのままお出しすることでどうだろうということで、仕込みの量を調整しております。
最初はちょっと多いのでは?とも思いましたが、みなさんさらっと完食していかれるので、ハーフの量でお出ししております。

ポークコンフィを定食に加えました

牛タンバーグに続く、お肉がメインの定食メニューです。
脂身の少ないポークの部位を、ハーブに着けてから、じっくりとラードで火を通して、まさに「お肉を食べている!」という感じで仕上げました。
コンフィは丸の内で居酒屋営業をしていた頃も、人気メニューのひとつだったので、時々、リクエストをいただいていました。
どんな扱いにしたものか考えていたのですが、何度かオードブルに入れてみたり、あれこれ試作をしていく中で、これはランチのメインに加えても良いのでは?というレシピになったので、再登場となりました。
あれこれ野菜の副菜を沢山作っていますが、店主としては、お肉も大好きです。ただ、肉は好きだけど、脂身は苦手で、かといってパサパサなのも嫌で……。
居酒屋時代の人気メニューだった豚バラのコンフィは、実は脂身が苦手なあまり、作っておきながら、自分では好んでは食べられなかったのですが、今回コンフィに使っているのは脂身の少ない部位です。
これをラードでコンフィすることで、ジューシーさが保たれつつ、お肉自体には脂身がないので、脂身が苦手な人も肉を噛む感じが楽しめます。

割合で考える

調味料を使う時、結構目分量でやることが多いのですが、実際のところ、お肉などはさておき、魚や野菜などは天然のものなので、厳密に何グラムで考えられないことの方が普通です。
なので、調味料も、基準になるものの分量に合わせていくことになります。

それでは、味が常にまちまちになってしまうのでは?と、そんなことにならないのは、量に対して、割合で考える様にしているので、実際作る際には、そんなに困ったことにはならないのでした。

そんな意味では、改めてレシピを紹介する時などに、いくらなんでも感じが掴みにくいので、これは何gということにしておいて……。と、改めて考えなければいけなくなり、それが一番の困りどころです。

例えば、こあきの副菜の定番でお出ししている『パプリカのマリネ』(レシピをnoteにアップしています)も、いつもの手順を紹介するならば、以下の様になります。

耐熱容器に入れて加熱したたパプリカを、ひたひたのお酢に漬けて、このひたひた具合を基準にすると、お酢7:お酒2:オリーブオイル1となります。
そして、お酢だけでは味が尖りすぎるので、お砂糖を入れます。お酢に対してのお砂糖の量は、お酢が10なら、5〜7の量を入れていきます。

この酢と砂糖の割合は、こあきではいつもの甘酢の基準として考えているのですが、ここを基準にしてあれこれ応用しています。
料理によっては、ここから全く外れるものもありますが、例えば甘酢ベースで作るものを考えるのであれば、お酢にも味の違いがあるので、そこでも工夫ができますし、割合の好みの基準を持っていれば、あらかじめ工夫の手がかりを持っていることにもなります。

実際、調味料の量を割合で覚えると、分量についてあれこれ覚えずに済み、応用も効くのではないかと考えています。
こんな方向に味を持っていきたいとか、使う素材によって、入れるもの自体や割合を変えていきます。

こあきの副菜を作る時や、ちょっとした思いつきで変化を加える時は、この割合からスタートしたり、加えてみるハーブの風味などを確認してから、もういちどあれこれ変えてみたりしています。

ついつい使ってしまう調味料

酸っぱい味が好きで、気がつけばよくお酢を使っています。
油断すると、副菜に酸味のあるものが多くなりすぎて、慌てて違う味のものを考えることがあります。

ミニトマトのピクルス

ミニトマトは、生で食べるのも良いですが、季節になると大量消費の必要も出てきます。ピクルスにすると保存も効き、色も綺麗でサラダとは違った感覚で食べられるので、おすすめです。
ミニトマトの湯むきはちょっと面倒ですが、ピクルスにするならばやはり皮がない方が美味しいです。

レシピは「ミニトマトのマリネ」のタイトルで、noteに掲載していますので、ぜひご覧ください。
https://note.com/koaki/n/n7f2a76dafcfc

ポイントとしては、湯むきの時に少し長めに、トマトに火を通すことです。
味の染み方もありますが、保存食を作るということで、少しでも殺菌を丁寧にしておく効果も期待できます。
破れてしまったトマトは、残念ですがピクルスには向かないので、食べてしまいましょう。

ナスのモージュ

ナスのモージュはスリランカ料理です。
ナス、油、酢の組み合わせは和風の料理でも、とてもいい感じですが、とあるスリランカ料理店で、初めてナスのモージュを食べたとき、あまりの美味しさに、これはぜひ作ってみなければと思って、それ以来自作しています。
モージュは美味しいですが、本格的に作ろうとすると、少し面倒なところがあります。
あれこれ工夫して、比較的手に入りやすい材料と、単純化した手順で作れる様にアレンジしています。

  1. ナスは縦に切って薄い輪切りにします。揚げ湯を180度に熱し、ナスを加えて揚げ、ペーパータオルで余分な油を抜く。
  2. フライパンにマスタードシード、サラダ油を入れ、マスタードシードが概ねはねたら弱火にして、カレーリーフを加えて、10秒ほど炒める。
  3. お酢、砂糖、塩、ターメリックとナスを加えて混ぜながら全体に馴染ませる。

入れたら美味しいものとして、フライドオニオンをここに加えると、コクが出ておすすめです。
ナスの大量消費の方法としては、ナスを乱切りにして素揚げにし、冷凍保存をしておくと、いろいろ使えて便利です。
例えばこの冷凍ナスを解凍する際に、めんつゆや白だしに酢を加えた液や、自分の好みの液を作っておいて、ひたして戻せば、それだけで冷たい揚げ浸しになるので、おすすめです。

お酢の量は目分量で済ませてしまうことが多いのですが、酢だけだと味が尖りすぎるので、砂糖を混ぜて和らげます。
調味料の量は、基準になるものに対しての割合で決めていく様にしているので、いうほど失敗や試行錯誤の心配はありません。
これについては、また今後、ブログでご紹介しようと思います。